指導医からのメッセージ

患者さんに対しても医師同士も、コミュニケーションが何より大事!

アカデミックな研修が、将来への自信に

腎臓・高血圧内科は、他科に比べ患者さんと長くかかわるケースの多い診療科です。特に慢性腎臓病はまだまだ完治することがなく、患者さんは病気と長く付き合っていく必要があります。定期的、長期的に患者さんに寄り添っていく中で、心を開きやすい関係、何でも話しやすい関係を築けることが重要視されており、これは腎臓・高血圧内科の大きな特徴かもしれませんね。

実際の研修内容としては、診察の仕方や輸液のレクチャー、入院症例、透析・腎生検などのカンファレンスを行い、治療方針を決定しており、研修医の皆さんからは大変勉強になるとの声をいただいております。これまでの治療が正しかったかどうかという点も含めて振り返る症例検討会では研修医の皆さんにも積極的にディスカッションに加わっていただき、受け持った患者さんで興味深い症例があった場合には、内科学会地方会で発表していただく機会も設けております。
このように、初期研修という早い段階からアカデミックな分野へ目を向けることで、その後の後期研修への大きな自信にもつながります。

診療部長と研修医という、関係性にとらわれず…

当院は518床という比較的大きな病院ながら、医師同士はもちろん、看護師、コメディカル等多職種間とのコミュニケーションが取りやすくフットワークも軽いです。私も診療部長という立場ではありますが、研修医の皆さんとはざっくばらんに話しやすい関係性でありたいと常に心掛けております。朝は必ず声を掛け、一緒に組織を診てディスカッションをしたり、歓迎会などの行事にも積極的に参加し交流を深めたり。一般的な大学病院における診療部長と言えば教授クラスの方が多く直接指導を受ける機会も少ないと思うのですが、研修できる期間は限られていますので、私としてはできるだけ研修医の皆さんと接する機会を増やし、より多くのことを吸収していただきたいと思っております。

当院では女性医師も多く活躍しております。腎臓・高血圧内科の仕事の一つである透析業務は比較的時間に振り回されにくく何よりも積み重ねが大事なので、出産や子育て、親御さんの介護で勤務時間を短縮しなければならなくなった時でも、両立しやすい分野かと思います。さらには透析だけを担当するというように分業化もしやすいので、女性の方にとっても比較的長く続けやすい診療科かもしれませんね。グループ内では時短勤務制度も着々と採用されています。周辺は自然にも恵まれ将来を見据えて働くにはとても良い環境ですので、気軽に見学にいらしていただきたいですね。